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タイトル
マーク 2010.09.13 line 訪問介護(失敗事例):利用者から金品を受け取ってしまった。

事例


(事例)

週3回程度、定期的に訪問介護サービスを提供しているご利用者と関係が密になり、ご利用者がその訪問介護員の生い立ちに同上され、新しく購入した時計を訪問介護員にプレゼントし、それを断らずに受け取ってしまった。後日、別の訪問介護員がサービス提供に行った際、時計の返却を求められ今回の件が明らかとなった。後日、事業所管理者が時計を返却した。


(問題点)

①サービス提供中に私的な会話を必要以上に話してしまい、関係が密になりすぎてしまった。

②利用者からの頂き物をお断りすることができなかった。叉頂いた上に事業所への相談もなかった。(会社方針:原則お断りすることになっている)

③利用者からやむを得ずに金品等を頂いた際に、事業所へ相談しなかった。


ヒント


(再発防止策)

①サービス提供中に必要以上に私的な内容を話さない。

②会社方針では頂き物は原則、お断りすることになっているので再度、職員への教育等を行う。

③やむを得ずご利用者から金品を頂いてしまった場合は、必ず事務所に報告し、全て自分で自己判断しない。


☆Point☆
登録ヘルパーさんは、自宅からご利用者宅へ直行し、サービス提供を行い、直帰するという例が多々あるかと思います。なかなか事業所側が目に見えない所でもありますので日頃からの職員教育が非常に大切になってきます。
金品等については何度お断りしてもご利用者が「いいから持って帰ってくれ、だまってたら、わからへんやろっ」など受け取らない事で気分を害されるこもありますよね。そんな時は1人で判断せず、事業所へ相談してください。
今回は金品を受け取ってしまいましたが、その他にも利用者の個人情報を漏洩してしまったりすることも考えられます。常勤以外の職員に対しても会社が守らなければならない事項は数多くありますので定期的な研修、オリエンテーションを実施することをお勧めします。

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