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タイトル
マーク 2013.05.09 line 有料老人ホーム(成功事例):本人の気持ちに寄り添う介護で認知症も改善へ

本人像: 90代女性 要介護5/認知症、難聴、下肢筋力低下


利用までの経緯

息子夫婦と同居しているが、息子夫婦はそれぞれ持病があり通院していて思うように介護できない。本人は普段は自室にいて自分のことは自分でしていたが、布団で横になったり床を這いまわったりする生活で、認知症からいたるところで用を足し、更衣や入浴を嫌った。そのため困った家族が当ホームに相談し、入居することになった。


援助の方針と働きかけ

認知症のため日常生活全般にわたって介護・見守り・指示が必要。日常生活を清潔で安心して継続できるように、安全面も考えて自立を促せるよう支援する。また、環境を整えて安全と介護者の負担軽減を図る。


コミュニケーション

難聴で認知症のため、コミュニケーションが取りにくくはあるが、スタッフが常に笑顔で顔を見てゆっくりと大きな声で声かけをして、喜怒哀楽のちょっとした表情の変化や何か訴えるような視線やしぐさも見逃さずに意向を傾聴して本人の気持ちに寄り添う介護を続けた。このように根気よく接することで自然とコミュニケーションがとれるようになり、入居時には険しかった表情もよくなり、笑顔も出るようになった。


失禁

当初はベッドや床で服や下着をすぐに脱ぎ、尿失禁・便失禁を繰り返した。そのため、用便の様子があればすぐにトイレに行くようにしたり、時間を決めてトイレに行くようにしたりしたところ、今では自分から「トイレに行きたい。連れて行って」と言うようになった。


入浴の抵抗

当初は入浴にひどく抵抗したが、「大丈夫ですよ」「温まりましょうね」と安心してもらえるように声かけをしながら入浴してもらうことで、入浴の気持ちよさを感じてもらうことができ、受け入れてもらえるようになった。そのため、1か月ほどで顔色はすっかりよくなった。今では入浴を楽しみにしていて「ええあんばいや」「二十歳の娘のようにピカピカになった」と笑顔で話すようになった。


結果とまとめ

スタッフが常に笑顔で顔を見てゆっくりと大きな声で声かけをして、ちょっとした表情の変化やしぐさに留意して本人の気持ちに寄り添う介護を続けることによって、自然とコミュニケーションが取れるようになり、信頼関係ができた。また、他の利用者と一緒に食事をしたりホールで過ごしたりすることで、楽しさも感じ、穏やかで安定した生活ができるようになった。今では洗濯物たたみを手伝ってくれるほどホームの生活に馴染んでいる。家族が面会に来た時も穏やかに話をしている。

当ホームで規則正しい生活を送ることにより、生活のリズムを取り戻し体調も改善して気持ちも穏やかになると、認知症状にも改善がみられた。不安になる要因を取り除き、寄り添って過ごしてくれる人がいることが認知症改善には良かったのだと思う。


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