今年度も昨年に引き続き11月19日(土)に「地域向けチャリティハンドメイドバザー」を開催いたしました。
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製作期間が長期に渡っていたため、一つひとつの作品のクオリティがあがり、昨年より製作個数も増えました。ご来場の皆様がお手に取られていた編み物や手提げカバン、巾着や小物入れ、クッションや膝掛け、クリスマスリースなどはご利用者の方々がデイサービスご利用中に製作された物ばかりです。
製作風景
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この活動はご利用者の自立支援を目指し、リハビリテーションの一貫として手作業(手芸教室)を行い、その趣味活動から社会参加へと繋がっております。参加されているご利用者からは「この歳になっても地域で何かしらの役に立てる事を嬉しく思う」、「生きがいやわ」などの嬉しい声が多く聞かれます。
バザーの様子
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また、バザーと同時に言語聴覚士の辰巳氏による「嚥下・口腔について」のミニ講座を開催し、こちらも大好評でした。
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当日はご利用者やご家族、地域住民の方々など多くの来場者で賑わい、お陰様をもちまして今年度も大盛況のもと終えることができました。スタッフ一同、心より深く感謝いたしております。
なお、バザーで得た収益は昨年と同様に、藤井寺市社会福祉協議会「善意銀行」と今年は震災があった熊本市社会福祉協議会の「地震ボランティア支援金」に寄付致しました。
また、昨年のバザー収益を「善意銀行」へ全額寄付したことにより、平成28年度 藤井寺市市民表彰・感謝状贈呈式に招かれ、市長より感謝状をいただきました。
*表彰式の様子をブログで紹介していますので、そちらの記事もぜひご覧ください。
今年もハンドメイドバザーなどのイベントを通して、当施設の取り組みについて、広く地域の方々に知っていただきたく、また、気軽に足を運んでいただけるよう進めてきました。私たち介護や医療の専門職も含め当施設を拠点とし、ご利用者、ご家族、地域住民の方が交わることで、高齢者や障がい者にとって地域社会の中でより安心した生活を送ることができるのではないかと考えています。そして、そのような環境作りには地域住民の方々のご理解やご協力があってこそ成し得ることと考えております。今後も継続的に様々な形で「地域向けイベント」を進めて参りたいと思います。
今回、お忙しい中ご参加いただいた地域住民の方々、ご利用者・ご家族の皆様にはスタッフ一同、心より深く感謝いたしております。なお、ハンドメイド作品や材料などを寄付していただいた方々へも重ねて御礼申し上げます。ありがとうございました。

営業所長 阪上 貴美

*羽曳野市・藤井寺市・富田林市で毎月第1水曜日に発行される地方紙「ふれあい新聞」(12月号)にも取り上げて頂きました。
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