こんにちは!街中も少しずつクリスマスの飾りつけがされ始め、冬の足音も遠くから聞こえてきました。寒さも本格的になりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

 

私は冬でも元気に飛び回っていますよ!年末やクリスマスを控えて楽しそうな雰囲気の冬の風に乗って空の散歩をしていると、素敵な楽器の音が聞こえてきました。

流れてくる曲に合わせて鼻歌を歌いながら降りてみると、そこは当社のデイサービス施設「リハビリプラザ深野」。

窓から覗いてみると、フルートとオカリナの演奏会が行われていました!

 

 

『川の流れのように』、『上を向いて歩こう』、『いい日旅立ち』、『時代』、『涙そうそう』、『ハナミズキ』などの名曲の数々がフルートとオカリナの綺麗な音色で奏でられ、ご利用者の方々もうっとりと聴き入っておられました。

 

今回演奏を披露されていたのは、実はリハビリプラザ深野の職員の田伐(たきり)さんだそうです!

演奏会もちょうど終わり、少しお話を聞いてみることにしました!

 

 

 

オカリナとフルートの演奏、とても素敵でした!

楽器の演奏ができるなんてすごいですね。いつから始められたんですか?

 

「小学校5年生の時に父親が消防の音楽隊でフルートと指揮をしていたことがきっかけでフルートを始めたんです。吹奏楽に興味があり、府立淀川工業科高校の吹奏楽部に入ってコンクールや様々な催しに参加し、その後も技術や感性を磨きたいと岡山県の中国短期大学器楽科で学びました。

楽団にも2年間在籍し、今は地元の大東市に帰ってきました。オカリナとの出会いはちょうど短大にいた頃です。

現在はフルートとオカリナの講師をしたり、福祉施設や公民館で演奏したり、『Enjoyオカリナ音楽隊』を結成し、オカリナを通じて地域との交流を目指しています」

 

 

 

今回、演奏会を開催したきっかけはなんですか?

 

「ご利用者と会話の中で、私が演奏活動をしていることを知ったご利用者から、

 

『コロナ禍になる前はたくさんのボランティアの方々が訪問をしてくれたけど、今はそれがストップしているから寂しい…』

 

と聞き、機会があればぜひ私の演奏を聴いてもらいたい!と思ったことがきっかけです。

事業所長と相談しながらご利用者の方に受け入れていただける演奏会の形や配慮、感染症対策を検討し、開催できるようになって、本当に嬉しいですね。

フルートの華やかな音色とオカリナの素朴な音色、どちらにもそれぞれ違った魅力があり、大好きな楽器の良さに少しでも触れていただけたらいいなと思っています」

 

 

 

演奏会を開催して、ご利用者の反応はどうでしたか?

 

『素敵な音楽で心がスーっとしたから夜はぐっすり眠れそうやわ』

『フロアに生演奏が流れるとすごく落ち着くわ』

 

と、ご利用者や職員からも喜んでいただけました!

私自身、演奏会をする午後のレクリエーションの時間は、演奏に集中して楽しむだけでなく、いつも通り塗り絵や折り紙、麻雀、将棋などのそれぞれの趣味活動を楽しみながら、また、仕事をしながら生演奏の音楽を感じられる雰囲気作りも大切にできたらいいなと思っていたので嬉しかったです。

 

演奏会は現在、1カ月に2~3回開催していて、演奏の他にイントロクイズやお手玉での歌遊びなどを取り入れているのですが、お手玉での歌遊びではご利用者から、

 

「昔よくお手玉をやってたから懐かしい。練習したいからお手玉をしばらく貸してね」

 

と意欲的にやってみよう、何かチャレンジしてみようという前向きな気持ちの変化もあり、とても嬉しかったですね。

 

 

田伐さん、ありがとうございました!

 

私もフルートの綺麗な音色とオカリナの素朴な音色にとても癒されました♪

これから本格的な寒さが到来しますが、他にもたくさんイベントを行っている施設がありますので、寒さに負けず楽しい情報をお届けしたいと思います!

 

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