今年は阪神大震災から30年、東日本大震災から14年になり、テレビや新聞などで改めて災害への備えや対策について考えさせられた方も多かったのではないでしょうか?
ハートケアグループでも、これまでの対策に加えてさらに必要な緊急時への備えについて常に情報収集を行っています。
昨年末には新たに『エアーストレッチャー』や『階段対応車いす』を導入し、緊急時にご利用者を迅速に避難搬送できるよう避難用具を整えました。『エアーストレッチャー』を導入した『ケアホーム伊賀』で、3/19に取り扱い説明と講習会が開催されることになり、スタッフと一緒に避難搬送の仕方を学んできました。

☆導入した導入したエアーストレッチャーとは?
今回導入したものは、疾病者を少人数で搬送できることを目的に開発された自吸式万能担架で、看護師さんのアイデアから誕生したものだそう!
担架といっても運ぶものではなく、本体を引っ張ってスライドさせて搬送するものなので、女性でも、そして2~3名の少人数でも搬送しやすいものになっています。
この日は2階のご入居者を安全な場所へ避難させるための避難搬送を、ケアホーム伊賀の4人のスタッフと共に教わりました。災害対策①

エアーストレッチャー本体は、底部が特殊ポリエチレン板で、その上のエアーマットと共に様々な衝撃を吸収してくれるそうですよ。そのため搬送される人の身体への負担も少なくて安全で安心です。
エアーストレッチャーに人を乗せるまでの準備も約3分で簡単。キャリーバックから取り出してマットを広げ上部にあるエアーバルブを回してバルブを開けるだけ。エアーマットは自吸式なので約60秒で自動的に空気が入ります。

その後は人を乗せてカバーでしっかりと包み込んでベルトで縛って固定すると準備OK!3ヶ所あるベルトは足側2ヶ所を特にしっかりと締めることで、中に寝ている人はより固定されて安定感があるそうです。
そしていよいよ避難搬送の練習です。スタッフがストレッチャーを引っ張って階段を何度か下りる練習をし、ストレッチャーの扱い方や搬送の仕方を学びました。
納入業者の方に来ていただいたことで、ベルトの締め方や早く安全に搬送するためのコツなど、貴重なアドバイスをいただけ有意義な講習会になりました。
参加したスタッフも訓練を受けたことで自信がついたとのこと。今後はすべてのスタッフに順次伝達研修と訓練を行っていくそうです。
スタッフの皆さん、緊急時に備えての避難訓練や対策をこれからも頑張って下さいね!

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