只今この記事を書かせて頂いている時期はそろそろ10月を迎え、薄着では肌寒く感じる、スーパーには栗など秋のものが出始めるようになっております。季節の変わり目となり、四季を特に意識するので、今回はこれをテーマにしたいと思います。

前回の内容でも少しお話しましたが、ケアホーム羽曳が丘は目の前に公園があり、グループの中でも自然が近い施設です。春は本当に風が心地よく、私道側に面した屋根のある通路にイスを並べ、近所に咲く桜を利用者の皆様と一緒に青空の中、のんびりとした時間を感じながら心落ち着かせるひと時がありました。ある利用者の方は「ワタイら天日干しされてええ気持ちやわ~」と他の皆様を笑わせてくれます。

そして夏は暑くて、外に出かけることも少なくなりますが、夏休みの頃には公園にセミを捕まえに走り回っている子どもを見て笑顔になられたり、8月1日になると、富田林市で行われるPL花火が2階の窓から見えるので、夜にはエアコンのきいた涼しい部屋で暗闇に咲く光の花を眺めておられました。

ケアホーム羽曳が丘の四季1

秋になると、施設周辺の木々も色づきが変わり、少し寂しくもなりますが、天気が良いポカポカ陽気の時は春と同じように外に出て、季節の空気を感じて陽に当たりながら利用者皆様おしゃべりを楽しみ、時には車に乗って近所の紅葉を見に行ったりされました。

冬は師走の気忙しさを思い出されるのか、皆さま少し心がソワソワしますが、クリスマスやお正月、初詣を楽しまれ、また1年を迎えて暮らしておられます。そうやって四季を施設職員が感じて頂けるように利用者の方々を想い、訪れる季節を感じる工夫を凝らしておられます。

ケアホーム羽曳が丘の四季2

そういえば、当時からの職員達は施設であった思い出話をすると、爆笑する時のようなはじける笑顔ではなく、みんな柔らかい笑顔になるんですよね。それは職員それぞれの“あの時”を思い出し苦労もハプニングも失敗も成功も、時間をかけて積み上げてきた経験に誇りをもっているからなのかなと私は思います。