5月21日、前日の雨であいにくの曇り空となりましたが、竣工式を開催することが出来ました。

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ケアホーム藤井寺の竣工式の時もそうでしたが、今回も立派なデイサービスの施設が完成し、皆様にお披露目できるのは本当に有難くて嬉しいことです。

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そして皆様お忙しい中、竣工式にご参加いただきました。

式典での代表挨拶ではリハビリプラザ桜ヶ丘リポート4-3「本日の竣工式にご列席賜り心より御礼申し上げます。デイサービスは130名ほどの大規模施設となり、当初の計画ではここまでの規模ではありませんでしたが、関西みらい銀行さまのご尽力、吉田鉄工建設さま、設計士さまのご協力により更に良いものが完成いたしました。高齢化の進むなか、デイサービスは歴史的に家族の負担軽減を目的として発展して参りました。しかしながら利用者に目を向け、人生を有意義に過ごして頂く方法を模索し、形にしたものがこの施設となります。大規模施設となる事で様々なサービスやプログラムを付帯する事ができ、この施設が成功すれば介護保険制度の意味を見出し、今後のビジネスモデルとして大きく発展していく事が可能と考えております。今後とも皆様のお力添えを頂きたいと思います。」と述べました。

そして次に来賓挨拶として関西みらい銀行藤井寺支店 小田支店長様にご挨拶を頂き、リハビリプラザ桜ヶ丘リポート4-4「ハートケアグループ様は1988年の創業以来30年に渡り、『快適をご利用者に 安心をご家族に』をモットーに多数の施設を経営なされ、近年では有料老人ホームの建設にも積極的に取り組まれ、業績はますます進展しておられます。そういう中におかれまして、当施設の建設に取り組まれたわけでありますが、この規模というのは当地域の中でも例のない大規模なもので大変チャレンジングなプロジェクトで、これまでの経験と実績からすれば大変すばらしいサービスを提供なされ、事業としても成功されると確信しております。今回の事業でもお手伝いが出来たことは大変光栄な事でありました。改めましてお礼を申し上げます。」とのお言葉を賜りました。

また、感謝状贈呈では吉田鉄工建設株式会社様、株式会社タイワHdk 一級建築士事務所 岩佐様に感謝状を贈呈し、お言葉を頂戴いたしました。リハビリプラザ桜ヶ丘リポート4-5吉田鉄工建設株式会社 代表取締役吉田様挨拶
「景観の良い地域に施設をはじめられ、益々のご発展をお喜び申し上げます。おめでとうございます」

リハビリプラザ桜ヶ丘リポート4-6株式会社タイワHdk 一級建築士事務所 岩佐様
「建物の特徴を説明します。初期段階では建物は今よりも小さいものでありましたが、大きな庇を計画しており、その際には柱の設置も検討されていましたが、建物を大きくする方向に再度検討されることになり、建物に直接設置することが出来るようになり、かつ使い勝手の良いものとなりました。また、広い空間を実現するために室内に柱が必要のない構造ができました。ただ、そのために電源コンセントの設置が、通常柱があれば設置できましたが、様々な創意工夫により、一般的には床のコンセントには膨らみが出来てしまうところを、今回はフラットな床に電源を設置する事ができました。設計面では様々な要望とアイディアの提供のやり取りを様々な方と行い、一番良いものを取り込めたと思います。」

次に、役員森山から説明があり、ハビリプラザ桜ヶ丘リポート4-7「竣工式にお越し頂き有難うございます。まずは感謝の意をお伝えいたしたいと思います。ご融資頂いた関西みらい銀行様、建築施工して頂いた吉田鉄工建設様、デイサービス建設を快く受け入れて下さった地域の皆様、当社の運営にご協力頂く関係事業者の皆様にあらためてお礼申し上げます。2年前から事業用地を探し始め、複数の候補地の中からご縁があってこの土地で開業することを決めました。昨年11月に工事を着工し約半年で竣工式を迎える事が出来ました。建物は鉄骨造2階建て最大定員134名と当社における最大規模のデイサービスとなります。1階にはリハビリなどの運動機器を配置し、食事は現地調理にこだわり、1階の厨房で調理した温かい料理を召し上がっていただけます。浴室には大きな窓と庭を設けておりますので、太陽の自然光を浴びながら旅行に行ったような気分で入浴することが可能となります。もっとも重要な運営コンセプトは『リハビリ特化型デイサービスでありながら、リラクゼーションや趣味活動にも注力する総合型のデイサービス』です。利用者主体のプログラムを提供し、ひとりひとりを尊重するケアを実践していきます。令和元年という新しい時代と共にスタートする事業であり、会社としても定員100名を超えるデイサービス運営の挑戦の年になりますので、しっかりと襟を正し、堅実な経営を進めていきたいと考えております。利用者・ご家族・ケアマネジャーの皆様に、リハプラを利用したい、紹介したいと思って頂けるように努力を怠らず、最高のチームワークで最高のサービスを提供できるよう尽力していきたいと考えております。」と述べました。

次に役員・在宅事業統括本部長の下田より、リハビリプラザ桜ケ丘の職員を紹介、職員代表としてリハビリプラザ桜ケ丘の営業所長となる西川、営業所長代理の近藤の紹介と続き、西川よりご来賓の皆様への挨拶を述べました。

在宅事業統括本部長 下田リハビリプラザ桜ヶ丘リポート4-8「本日はご多忙の中竣工式にご参加頂き、厚く御礼申し上げます。富田林での事業としましては当初、向陽台にて介護ショップを運営しておりました。その後ハートケアグループの中でも最初期に始めたデイサービスの1つ「デイルーム向陽台」となり、広い場所が必要となったため高辺台に移転し、「デイセンターリハビリプラザ富田林」として、向陽台から引き続き約20年間の運営を行っておりました。しかしながら定員が30名と、利用の要望やご紹介を頂いても断らざるを得ない状況となっていましたが、今回ご縁があり、素晴らしい施設を開設することができました。これも皆様のおかげで可能となったと思います。」

在宅事業本部職員紹介リハビリプラザ桜ヶ丘リポート4-9

営業所長西川挨拶リハビリプラザ桜ヶ丘リポート4-10「本日は本当にお忙しい中ご参加いただき有難う御座います。桜ケ丘は6/3オープンとなり、リハビリプラザ富田林で行ってきたサービス、それにプラスして利用者さまが可能な限り在宅での自立した日常生活を送っていけるように、また楽しみが持てるような毎日を過ごせるようにスタッフ一丸となって取り組んでまいります。どうぞご支援ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。あらためまして本日、本当にお忙しい中お越し頂きました居宅介護支援事業所のケアマネジャー様、日ごろから皆様のご協力があってこそ、リハビリプラザ富田林はご利用者に満足して頂けるサービスが行えていると思います。これからも引き続きよろしくお願い致します。」

竣工式閉会後は施設見学と続きまして、実際に設備を体験して頂いたり、お時間の許す限りご視察頂きました。リハビリプラザ桜ヶ丘リポート4-11リハビリプラザ桜ヶ丘リポート4-12リハビリプラザ桜ヶ丘リポート4-13終盤には天気も回復し、明るい陽射しの入る浴室もご覧いただけました。

私もブログをご覧の皆様に少しご案内したいと思います。雰囲気を感じて頂ければ…リハビリプラザ桜ヶ丘リポート4-14リハビリプラザ桜ヶ丘リポート4-15リハビリプラザ桜ヶ丘リポート4-16リハビリプラザ桜ヶ丘リポート4-17リハビリプラザ桜ヶ丘リポート4-18ハビリプラザ桜ヶ丘リポート4-19リハビリプラザ桜ヶ丘リポート4-20

この大きなデイサービスを見ていると、ふと富田林市向陽台に初めてスタートさせた「デイルーム向陽台」を思い出しました。

もともとは介護ショップとしてスタートしましたが、その後2000年(平成12年)にパワーリハビリの運動器具が3つと、腰かけるのにちょうどいい高さの訓練台、平行棒くらいしかないデイサービスへと変化しました。今のリハビリプラザのような充実した設備はありませんでしたが、少人数(10名前後)ならではの距離感で、職員と利用者の方々が運動しながらたくさんしゃべって、いっぱい笑って、ああ!もうこんな時間!であっという間に一日が終わるような場所でした。

そういえば入り口には毎年ツバメが巣を作ってくれたので、みんなで見守り、巣が壊れないか心配して見たり、工夫できないかと話し合ったりもしましたね。

そんなデイルーム向陽台は、もっと広い場所で活躍できるように同市高辺台(リハビリプラザ富田林)へ引っ越しました。設備もレッドコードが追加され、利用して頂く方々が増えましたが、あの距離感はそのまま引き継がれてリハビリプラザとして進化しました。今でも向陽台の当時から利用して頂いている方々もいらっしゃいます。本当に、本当にありがたいことです。

向陽台イズムとでも言いましょうか。規模が大きくなっても距離感は変わらず、職員のポカに利用者さんがツッコミを入れてみんなで大笑いするあの雰囲気そのまま、この更に大きくなった桜ケ丘で、ほんと桜の様に柔らかく明るく花開くと思います。

あの時のツバメさんたちの子孫が桜ケ丘に遊びに来てくれたら…うれしいなぁ。

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『デイセンター リハビリプラザ桜ケ丘』の情報はこちらから!
https://www.medi-care.co.jp/reha-pla/sakuragaoka_lp.html

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