このブログでは、ご入居者お一人おひとりの生活がより安全で快適なものになるように、有料老人ホームでの取り組みを紹介しています。前回に続き今回も、『ご入居者の食生活の改善、楽しみのある食事』のための誤嚥脱水防止委員会での取り組みを事例で紹介します。

取り組み例(2)福祉用具の活用疲れることなく食べることを楽しみたい!小柄で変形性腰椎症のA様。ご高齢でもあり上半身を支える力も弱く、普段の生活でもご自身の体を支えることで精いっぱいの様子でした。食事でも正しい姿勢が保ちにくく、傾きや姿勢の崩れ、疲れも見られ、食欲も低下気味で、誤嚥脱水委員会で検討することになりました。その結果、福祉用具のピタットクッションの使用を提案してみることに。

有料老人ホームの取り組みNo.2 誤嚥脱水防止委員会③-1 ピタットクッション

ピタットクッションを使用したことで、小柄なA様にとって大きかった椅子のサイズがピッタリとなり、姿勢を補助することができるようになりました。これまでは身体を支えることに一生懸命になっていましたが、福祉用具により安定したことで食事に集中でき、食欲も出て、食事量も増えました。また、食事で疲れることなくゆっくりと召し上がっていただける時間となりました。

有料老人ホームの取り組みNo.2 誤嚥脱水防止委員会③-2 ピタットクッション

前回 ≫ 有料老人ホームの取り組みNo.2  誤嚥脱水防止委員会②
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